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苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]

第7章 苦しいんですが?土方さん



土「・・・・・たりめーだ」

ぼそりと呟いたトシは少し頬を赤らめていた。

『総悟は可愛い。ジミーも可愛い。銀時はよくわかんない』
土「桂は」
『よくわかんない』
土「高杉は」
『好き』
土「近藤さんは」
『ゴリラ』
土「オイ・・・・・あの神威ってやつは?」
『今その名前出すか?普通』

てか、銀時よくわかんないって・・・・・・

土「俺は?」
『・・・・それ聞きたかっただけじゃん』
土「俺は?」
『・・・・・・言わない』

いや~・・・・恥ずかしいからね・・・・コレ。

土「そうかよ」
『寝起きの副長は甘えん坊で~す!!』
土「俺は・・・・好きだな。お前のこと」
『再確認?』
土「ああ」
『私はさ・・・・・・     よ?』

トシはその言葉に耳まで赤く染め上げた。

『アッハハハハ!!ゆでダコで~い!!』
土「んな!?からかってんだろ!?」

私はなんとかトシの腕から逃げ出すと、べぇっと舌を出した。

『さっさと仕事してくださいね?鬼の副長さん』

トシはそんな私に近づくと、私の鼻をつまんだ。

『ふぐっ』
土「生意気いってんじゃねーよ。バカ瑠維」
『バカっていう方がバカ!』
土「はいはい・・・・・」
『バァァァァカ!!』

歩いていくトシに言葉を投げつけた。
そして、私は思った事を口に出した。

『死ぬなよ土方コノヤロー!!』
土「・・・・矛盾しまくりだろ」
『だから私の代わりに巡回行って来い!!』

その言葉にトシはずっこけそうになったが、なんとか体勢を整えた。

私は自室に戻ろうとすると、呼びとめられた。

土「瑠維」
『なに?』
土「愛してる」
『んなっ////////』
土「じゃあな」

トシは微笑むと、そう言って巡回に行った。

『反則でしょ・・・・・あれ・・・・・』

私はその場にしゃがみこんだ。
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