第2章 合同演習って・・・・サボりたい
ある日の昼下がり、暖かな日差しに包まれていた私はある男の一言によって一変した。
『はぁ!?合同演習!?』
土「そうだ」
『どこで?誰と?いつ?』
土「一つ一つ質問しやがれ!」
いきなりバカなやり取りすいません。
私と話しているのは私の彼氏で上司でもある土方さんで~す。職場恋愛かぁ・・・・・何かいい響きかも・・・・
土「心の声が駄々漏れだぞ」
『え!?マジで?』
土「いつもそんなこと考えてんのか?」
『違う!断じて違う!そんなこと思ってません!』
私は必死で首を振るが、トシは近づいてくる。
私は後退していくが、背中には壁が・・・・・・
あ、ここはトシの部屋です。
『顔が恐い!なんか別の意味で恐いよ!?』
土「何が?」
トシは追い詰められた私の腰を引きよせた。
土「逃げるこたァねェだろ?瑠維」
『に・・・・ににに、逃げてないです』
土「まぁいいけどな」
トシはあっさり解放してくれた。内心ほっとした。
1ページ目からいきなりラブシーンはビビるしねェ・・・・
・・・・・とか安心したのもつかの間。トシは私の腕を引くと、私に口づける。
『いっ!?』
しかも・・・・・首に。ついでに思いっきり吸われた。
今日は非番だった為、Tシャツにスキニーパンツとラフな格好だった。
私は急いで首筋を確認してみると・・・・・
『あぁぁぁぁぁ!?///////』
見事につけられた所有印。赤々と首筋で目立っている。
私はトシをそのまま睨みつけた。
『ひ~じ~か~た~!!』
土「別にいいだろ?どうせ服ん中はそれだらけなんだから」
『な//////・・・・・は?』
土「毎回付けてんだろーが。気付いてなかったのか?」
『え?』
私は服の中を確認した、するとまばらに赤い印が点々と・・・・・
『な!?今までのは気付いてたけど・・・・・いつ!?昨日シてないよ!?』
土「一日で消えるわけねーだろ。ホラ、太ももと背中にもあるぞ?」
『へ・・・・・変態だァァァァ!!』
いきなり1ページ目でどんなこと言ってんのよ!?
すいまっせーん!!ほんとすいません。
土「あとは・・・・・・」
『どんだけ付けてんのよ!?てかなんで私、気付かないわけ!?』
土「感度がよすぎ・・・・・・」
『やァめェてェェェェェェェェ!!』
結局着替えに行きました。