第6章 全盛期?
土方side
眠っている瑠維の背中を撫でてやる。
眠っている顔にはやはり面影があり、寝顔は変わっていない事に気付いた。
土「にしても・・・・・・これが母性ってやつか?」
一応惚れた女だ。普通こんな状況だと可愛くてしかたないはず。
だが、もう一人の俺は何にも反応を示さない。
いや?ロリコンの気がないってことか?
瑠維を膝に乗せたまま、俺は書類整理を始める。
しばらく経つと、先程より、非常に瑠維の体が重たい事に気が付いた。
まさかと思い、見てみると・・・・・・
『ん・・・・・・』
元の姿に戻っていた。
土「オイオイ・・・・マジかよ・・・・・」
しかもチャイナ服が小さい為、もちろん・・・・・まぁ・・・・・なんというか・・・・・なぁ・・・・
土「オイ、瑠維、体が戻ってんぞ」
揺り動かすと、瑠維は眠たそうに目をこする。
『ん?ぁれ?ほんとだ・・・・・』
そしてその声に反応するもう一人の俺。
土「・・・・・・瑠維」
『ん~?』
土「ヤらねェか?」
『はぁ!?何言ってんの!?こんのバカ!!』
張り手を思いっきり顔面に喰らい、そのあと俺の顔には手形が付いていた。