第18章 久しぶり~
『んまぁ~』
ト「よ・・・よく食べるでござるね」
『んふ?うん。トシだと、こういうところ来たがらないからね。一人だと浮くし、銀時だと盗られるし・・・』
この前総悟が神楽ちゃんにおごらされたといっていたカフェで、ケーキを食べていた。
アップルパイ、ガトーオペラ、スフレチーズケーキ、フォンダンショコラ・・・・
計5つ。まあ、ひかれるのも無理ないか。
ご機嫌でケーキをほおばっていたら、トッシーが笑っていた。
『なぁに?』
ト「いや・・・なんでもない・・・でござる」
『・・・ねぇ・・・』
トッシーの顔をガン見しながら、呟いた。
『トッシー・・・のふりしてる・・・なんてことはないよね?』
ト「・・・それはさすがに無理だと・・・」
『そっか』
5つすべて食べ終え、満足しながらトッシーを見る。
すると、外の可愛らしい少女に目が行くようで・・・
『トッシー』
ト「はっ!な・・・なんだい?藤間氏」
『ま~さ~か~、目の前に美人がいるのにそっちに目移りしてたってことは・・・』
ト「いや!そうじゃなくて・・・そのぉ・・・」
『ん?』
ト「いや・・・あの少女の・・・後ろにあるコスチュームが・・可愛いと思っただけで・・・」
ほぉ・・・なるほどぉ・・・
マクロスの・・・ねぇ・・・
『さすがに着ないけど』
ト「ええ!?ど・・どうし・・・」
『どうしてもくそもな~い。それ以外で、何かしたいことある?そろそろ戻らないとやばいけど・・・』
時間を気にしながら、カフェを出る。
街を巡回がてらぶらぶら歩きながらきょろきょろ見回す。