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苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]

第17章 は・・・はめられたァァァ!!


銀「なぁ、瑠維」

その時ははめられたなんて思ってもみなかった・・・いや、はめられてはないか・・・ん?どっちだ?
まあ、いっか・・・

『ひゃに?』
銀「団子口に入れたまま喋んな」
『ふあ~い』

口に入った団子を飲み込むと、銀時を見た。
巡回中、呼び止められて団子をおごってくれた。
な~んかあるな~・・・とか思ってたのはわずか数分で、その疑いは団子が運ばれてくると、むなしく消え去った。

銀「久しぶりに飲みに行かね?」
『え?なんで?』
銀「坂本が地球に帰ってきてるらしくてな。つーかアイツがお前誘って飲みに行こうって言ってきてよォ」
『・・・陸奥さんは?』
銀「くるっていってたぞ」
『じゃ、行く。まあ、坂本さんが帰ってきてるなら、この前のお礼もしたいしね』

と笑いながら銀時と話す。
お?久しぶりじゃない?こんなに穏やかに会話が弾んだの。

『ごちそ~さま』
銀「・・・」
『団子代は銀時持ちで~』
銀「え・・・ちょっ・・待て・・・俺、今日パチンコですって・・・・」
『し~らない!こんな美人捕まえておごらないなんてないでしょ』
銀「美人ってぇのは認めるが・・・お前は性格が・・・」
『ばいば~い・・・あ!どこに行けばいいの?』
銀「ああ、迎えにいく」
『あ、ほんと?夕方だよね?』
銀「ああ」
『着ていく服は・・・』
銀「適当でいいだろ」
『は~い、じゃあね』

と言って、団子は銀時におごらせた。
つーか、おごらせる気満々だったし。

陸奥さん・・・久しぶりだな~。
坂本さん・・・まあ、いっか・・・

ルンルン気分で歩く。

結局、巡回中は何事もなく、屯所に戻った。

書類整理を終わらせ、勤務時間終了までしっかり働く。

どっかの誰かさんじゃないから、勤務終了してまで働きませんよ~。
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