第27章 小さな太陽と大きな背中
縁「そ、ガラスハート。弱々しいって意味じゃなくて、いろんな事に敏感で繊細って方ね」
それだけ言い残して、力は大地さん達と紅白戦の組み分けをどうするかとか、なんかそんな話を始めた。
紡はと言えば、影山の遠慮なしの柔軟に笑って悲鳴を上げながら体を解している。
っつうか影山···ガチで遠慮なしだな、アイツ。
相手は女子だぞ?
あんな全開に背中を押したりしたら、壊れそうだろ!
だけど···紡は紡で、なんか楽しそうだ。
旭さんだって···自分を追い詰めないで、楽しんでくれたら···いいのに。
そしたらオレは···
どこまでだって、その背中を追い続ける自身はあるのに···
あの試合の時だって、オレがもっとカバー出来たらチャンスはあったハズだ。
もっと···
もっと···上手くなりたい。
せめて旭さんが安心して思いっ切りスパイクを打てるくらい。
その為には、愚図ってるヒマなんかねぇ。
菅「お~い、みんな集まれ~!大地が紅白戦の組み分けジャンケンするって!」
グッと手を握りしめたところに、スガさんからの集合がかかる。
オレは雑念を振り払うように頭を何度か振って、駆け足でそこへと向かった。