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【HQ】ウィーゲンリート
第2章 幸せの記憶
「ねぇ蓮。」
「なんだ?」
「あのさ…蓮って、彼女とかいるの?」
急に聞いてしまったことを後悔する。
蓮は、あたしから手を離す。
頬から温もりが消える。
「いや、いねーけど?俺は聖良のお世話で忙しいでーす笑」
「お世話て!笑」
ついお世話に反応しちゃったけど、彼女無しって知れて…凄い嬉しい。
「てか、急になんだよー」
「いや?なんでも!」
「ほら、宿題やんぞ」
「( 'ω')ウィッス」
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