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【HQ】ウィーゲンリート

第2章 幸せの記憶


「お仕置き」

そう言って、更にぎゅーっと引っ張る。

「いらいいらい(痛い痛い)」

「変な顔笑」

「ひろっ(ひどっ)」

引っ張るのをやめて、両手であたしの頬を包み込む。

「…蓮の手、あったかいね」

「ん?そーか?」

「うん…すごく」

あたしは、やっぱり蓮が好きだなーと思った。

あたしのこと…きっと、幼馴染としか見てくれて無いことは知ってるけど…まぁ、恋って辛いから。
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