第1章 チョコ好きカップル
バン!!
「おい天童いるか?前借りてた漫画を・・・」
「・・・。」『・・・・・!!!!!!///////』
突然覚の部屋の扉が開いて入ってきたのは、覚と同じ男子バレー部の瀬見。こいつも寮生活で覚と部屋が近いというのはあるけど・・・
「あっ…お前ら…」
「あぁ~…英太く…」
あたしを抱きしめている覚は結構落ち着いているけど・・・あたしの方は・・・
『いやぁあああああ!!!!!』
繋がっている状態だったのに、それから自分で逃げてチョコまみれの身体で覚の布団にもぐった
「お前、またこいつに羞恥プレイさせてんの?」
「いや~、今日はそんなつもりなかったのにぃ~」
瀬見の言う羞恥プレイとは、覚の誘いを無視した時あたしは男子バレー部の前で犯されたのだ。
絡みもなく学年が一緒だというだけの男子たちに秘部も行為もあたしが醜く喘ぐところも全部見られた。
それが嫌すぎたのに、そこからこいつの過激プレイが好きになっていた。でもそれは2人の時だけ。誰かに見られるのは・・・本当にダメだった
「お前…いい加減にしないと、本気で捨てられるぞ?」
そういうと、瀬見は布団に包まるあたしのそばに来た。
そして、布団の脇に何かを置いた
「それやる、今日俺誕生日でいっぱいもらったからよ」
と言ってくれたのは、冬季限定のポッキー。