第1章 チョコ好きカップル
『ふぇ…バカッ…ッやめてったら』
「ん~、やだ。だって紅葉ちゃんいつも以上にとろけた顔しちゃってるんだモン」
『だっ…だって』
「はいはい、じゃあこっちおいで」
と言ってあたしをお姫様抱っこで覚のベッドに乗せられた。ベッドに放られた。
『ちょっと…』
「ん~?」
『ヤダってば』
「聞こえな~い」
『お前ッ!!』
「は~い黙ってね…」
と、またチョコをかじってあたしにキスをする。キスをしながら着ていた制服を脱がしていく。いつもなら着衣プレイとか言って何かしら来ているもの残すくせに今日は完全に服を全部剝がされた
『んぅ…なんで?』
「だって今日はチョコプレイの日だからね。これをこうやって…」
今度はまたチョコを割ってあたしの胸元に置く。室温で少し柔らかくなったチョコは少しの時間で溶け始めた。
覚は溶けたチョコを舌であたしの身体に塗り広げていく。それと共に指先でもチョコをすくって胸先に塗っていく。
『んぁ…ひぁッ…ん、なん…』
「んフッ…チョコのせいでいつもより感じてる?紅葉ちゃん…」
『あっ、さっ…覚ぃ…』
「もぉ紅葉ちゃん…その顔反則…可愛すぎる」
覚は着ていたシャツを脱ぎ捨ててまたチョコのついた胸に吸い付く。チョコの甘い香りと覚の手の温度でいつも以上に変な感じしてる・・・