第2章 君が欲しい(石川/R18)
そっか、俺たちはずっと同じ気持ちだったんだ。
「その言葉は俺から言わせて?初めてあったときから彩花ちゃんのことが好きです。俺と付き合ってください。」
俺は壁に縫い付けていた彼女の両手を解放してそういった。
『あたしも、界人先輩が好きです……ずっとずっと大好きでした!だから…よろしくお願いします。』
そう言って彼女は俺に抱きついてきた。
「あのさ、彩花ちゃんさえよかったらさっきの続きしたいんだけどダメ…かな?」
『え?それって………』
彩花ちゃんが言い終わる前にまた俺は彼女の唇に自分のそれを重ねた。
「こういうこと。ダメかな?もちろん、君が嫌ならしないよ。」
『……嫌じゃないです。あたし、先輩になら……』
そう言って彼女は俺の胸に顔を埋め服をぎゅっと握りしめる。
そんな彩花ちゃんの肩に手を置き俺はゆっくりと彼女をベッドの上へと押し倒した。
「彩花ちゃん……」
『先ぱ……っ……んんっ……』
彩花ちゃんに口づけながら俺は彼女の着ているシャツに手をかけボタンを一つずつはずしていった。
はだけたシャツの中から見えたのは淡いピンク色のブラジャーが見えてきて俺は息を思わずのんでしまった。