第4章 もう1人の本性
資料室から出るともう授業は
終わっていた
「はやく教室もどらないと…
一松くんが心配しちゃう」
お「一松…
あ、良いこと思いついた
ちゃん」
「なに…っ!いた!」
振り返るとそのままおそ松くんに
首や肩を舐められチクッと痛みがした
お「これでいいかな…
じゃあ俺これからサボるから。
じゃーねー顔が真っ赤なちゃん」
おそ松くんはヒラヒラと手をふり
どっかに行った
「なっ//////!
バカ!変態!」
私は教室にもどった
お「これであいつも本性出すだろ」
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友達「ちょっとー!どこいってたのー?!」
「あーごめんごめん…先生に呼ばれちゃって」
一「それにしては長すぎない…
まる1時間使うなんて」
「まぁ色々あったのよ…」
一「ふーん…
あ、そうだ。今日帰りちょっと寄りたいとこあるけど
いい?」
「あ、うん!」
それからもう1時間授業を受け帰りになった
おそ松くんは案の定帰ってこなかった
キーンコーンカーンコーン
帰りのチャイムが鳴り響く
みんな一斉に帰っていく
みんなが教室を出ていくなか
1人だけ教室に入ってきた
すれ違う人が彼を見るたび声をかける
一「あ、おそ松兄さん」
お「お。」
おそ松くんは私たちに気づいて
こっちにくる
一「サボり?」
お「まぁな」
一「帰ろう」
一松くんは私の手をとる
お「あらあら。仲のいいこった
あ…ちゃん」
「な、なに」
おそ松くんの顔をみると
ニヤリと笑った
お「体大丈夫?」
「は!?ちょっ!
なんでここで!」
お「派手に動きすぎたかn」
「だめー!!」