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恋のはなし。

第9章 番外編 出会い





『何でそんなこと言われないといけないの?』


気づいた時には口に出ていた。







関「相沢君っ、いいから・・・」


関さんに止められたが、
止まらなかった。







『関さんが何したって言うの?』


「何したって・・・
 うるさかったって言ってるじゃん」



は・・・?




『ただ、話をしてただけだけど・・・

 もし、うるさかったのなら
 関さんだけに言うのもおかしくない?』


そうだ・・・
俺も一緒に話したたんだから
俺にも言えばいいことだ。






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』




何が気に入らなかったのか
分からない・・・

ちゃんと分かるように説明して・・・














「・・・・・はぁ・・・

 こんなこと言いたくなかったけど・・・



 関さんさ・・・

 暗すぎて一緒にいるのも迷惑っていうか・・・」






関「・・・・・・・・・・・っ」







・・・は・・・?

 


「・・・相沢君も分かるだろ?
 俺たちにも桜井さんにも合ってなさすぎ(笑)」



そう言って、田中君と周りの友達が笑っていた。


桜井さんは相変わらず黙ったままだ。








なんだ・・・?
こいつ・・・

こんなにムカつくやつ・・・



初めて・・・・・
 






もういい・・・・・

こんな奴らと一緒にいるくらいなら
別のところにいた方がマシだ。













『よく分かった・・・
 俺、関さんと場所変えるから』

そう言って、俺は立ち上がった。







「あ、そう・・・まぁいいけど」

田中君は、変わらず涼しい顔をしていた。






早く、ここから立ち去ろう・・・









「桜井さん、
 うるさくしてごめんね~?」


背後からは、桜井さんに話しかける
田中君の声が聞こえていた。





















◆「本当・・・気分悪いわね」



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