第9章 大野くんの頭の中
最後のシーンは
河川敷で日記を燃やすシーンらしい。
これもストーリーには欠かせない部分。
川口春奈ちゃんとが
炎の前でスタンバイ。
監督「よーい、アクション!!」
2人とも表情は憎しみに溢れている。
目を合わせ、が炎の中に
日記を投げ込み、その火を2人で
見つめ続ける…。
ただそれだけなのに
圧倒されてしまう。
監督「カーット!いいよ!
最高でした!今日はここまでー!」
スタッフ「お疲れ様でーす!」
春奈「お疲れ様でした!」
「お疲れ様でした!!」
やっと終わったー。
早く触れたくてうずうずする。
いや、我慢大事!
櫻井「お疲れ様でした!」
そう言ってちゃんに
近づこうとすると、
すーっと逃げてった。
こいつ、やりよるな。
春奈ちゃんが不思議そうに見てるじゃん!
春奈「ちゃん、
櫻井さんが話しあるみたいだよ?」
ナイス助け舟っ!!
「え、あ、櫻井さん、
差し入れありがとうございました。
失礼します!」
おっと、逃がさないよ。
櫻井「送ってく。」
強引に腕を掴んで、
周りの目も気にせずに
車を停めてあるパーキングまで
連れて行く。