第4章 第4章
『ありがとう。薬研…明日の朝酷かったら使わせてもらうね。』
薬研「どうってコトねーよ。でも、大将があんな早くに潰れるとは思ってなかったけどな。」
薬研はケラケラと笑いながら言った。
『あぁ…えっと、アレはゴメンなさい。』
薬研「はは、大将が謝るコトじゃないだろ。それに皆だって別に怒っちゃいねーよ。」
薬研が私に近づいて来たかと思ったらポンポンと頭に手をのせてきた。
薬研と私は身長がほとんど変わらないからこそ目と目がスゴく合ってなんだか余計に恥ずかしく思ってしまう。
燭台切「そうだよ。怒るどころか皆心配してるよ。」
『うん、ありがとう。光忠、薬研。』
薬研「お。なんだなんだ、いつの間に光忠の方で呼ぶようになったんだ??」