第3章 第3章
『大丈夫、大丈夫まだまだ…』
燭台切「でも、顔が…」
私の顔を覗き込みながら燭台切が心配してくれる。
鶴丸「そうだぜ。驚きは大切だが潰れちまったらおどかせないからなー。な、伽羅坊」
倶利伽羅「俺は馴れ合う気はない。だからどうとでも…」
太郎「主、顔が赤いですし…そろそろ控えたようが宜しいのでは?」
みんながそれぞれ心配してくれる。
少し嬉しかった。
今まではあまり、飲み会などに行ったこと…ううん。
誘われたコトがなかったから、こんなお酒の席で心配されるコトなんてなかった。
『そっか…じゃあ、ちょっとお酒控えめにしとこうかな…』
燭台切「了解。そう言うコトだから次郎くんは主にもうお酒すすめたらダメだよ。」
次郎「えー。もうやめちゃうの!…仕方ないわね。じゃあ、お酒の代わりにコレあげるわ」
次郎がくれたのはチョコレートだった。
『すみません。コレありがとうございます。早速いただきますね』