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【HQ】それぞれの愛のカタチ

第6章 クロアテュール


そう言って、持っていたボールをガコンと籠に入れた。

「喧嘩、しました…工と…」

その言葉を聞いた瞬間、五色に対して殺意が湧いた。

「…ねぇ、覚えてる?俺の言ったこと。」

いつもより声のトーンを下げて言った。

柊に一歩近づく。

柊がビクッと肩を震わせる。

俺は器具庫のドアを閉めて、鍵を掛けた。

「白布先輩?どうし…んっ」

柊の言葉を遮った。
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