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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第6章 うっそー!?


セリシアside


やっと、二人が来た。
二人ははみるなり驚いた顔をしてこっちに来てくれた。

「ちょっと、ジャーファルさん!?」

「いったいなにやってるんですかー??」

「え。なにって、倒れないか見ながらついでに一緒に入ろうかと。」

なーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!????????
なに、え?
い、い、一緒には、は、入ろう・・・!!??

「ちょ、ジャーファルさん!?場合によっては魔法つかいますよ!?」

「ってゆーか、なんでそうなったの??」

なんか楽しそうなピスおねえちゃんとあせって攻撃しそうなヤムお姉ちゃん。

「え?ですから、彼はふらふらしてて危ないので。」

その言葉を聞いた途端、ピスおねえちゃんの眼がどことなく光った。

「そういうこと・・・。」

「え?何が??」

「そ、そうよ。ピスティ、どういうこと??」

「ふっふっふ・・・。」

いやにもったいぶるピスおねえちゃん。

「はあ・・・。どうしたんです、いったい。」

ジャーファルさんもため息。

「ジャーファルさん、セリシアのこと、間違ってみてるのよ。」

「間違ってみてる、とは??」

どういうこと??
そして、かなりもったいぶって言い放った。
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