• テキストサイズ

【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第22章 勝利


セリシアside


「あ、ジャーファルさん!生きてます、一応。」

「一応、ですか?」

「あ、えーと・・・。少なくとも脈はあります。」

「では拘束して、連れて行きましょうか。」

現在私とジャーファルさんで回っているところ。
もちろん、私たちだけじゃないよ?
ヤム姉と師匠とマスルールさん、ヒナホホさん、スパルトスさんとピス姉、ドラコーンさんと、八人将はそんな感じに分かれてる。
ヤム姉と師匠がちょっと大変そうではあるけどね・・・。
ヒナホホさんとドラコーンさんは、一人。
まああの体格だから大丈夫だろう、と言う感じ。
もちろん、兵士だって見回ってる。
そちらも何人かのグループで、だけど。
それに、負傷者の手当てをする人たちもいるし…と言う感じだね。

「うーん・・・。そろそろ戻りません?なんか人多くなってきましたけど。」

倒れている人は全員荷馬車に乗っけているのだ。
馬に引いてもらっているんだけどね?
さすがにそろそろっていうね。

「そうですか?でも、・・・ああ、ちょうど半周ですね。」

一応ルートがあるのだ。
それの半分、と言うことらしい。
/ 511ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp