第19章 戦争・・・？

セリシアside


「疲れるー！」

そう言って寝っころがる。
この行動のおかげでよく女の子らしくないって言われるわけなんだけども…。
まあいいよね！

「まあ、お前いつでも本気だもんな。」

「え、普通そうでしょ。」

「いや、そうでもないぞ？ま、それがお前のいいとこの一つなんだろうけどよ。」

お？
今、ほめられた？

「一応言っとくが・・・。」

「シャルルカンさんは本気じゃないんでしょー。」

「・・・だから、師匠って呼べっツーの。」

なぜかここ最近そう訂正される。
何かあったのかと聞いてみたところ、何か良くないことを思い出したらしい。
顔が真っ青だった。

「ああ、そうだった・・・。シショー、本気だすとどのくらいなんですー？」

「・・・その時が来たら教えてやるよ・・・。」

「あ、今絶対俺かっこいいとか思った。」

「おもってねーよ！」

絶対思っただろうに。
うん、これ以上言うと切り殺されそうだからやめよう。