【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第19章 戦争・・・?
セリシアside
「・・・と言うわけです。」
現在は朝議の最中。
ついでに言うなら、次の日です。
「ああ、それと。急な話なのですが、今日の午後3時、来客があるようです。」
「来客?」
「ええ。わが国の貿易国の一つ、アルマニラからのようです。王と会談したいとの話です。これから返事を出しますが…。国王、どうしましょう。」
「もちろん、会談しよう。」
へー、会談!
やっぱ、シンドバッドさんって王様なんだもんね。
「それでは、以上です。護衛は私とマスルールが付きましょうか。」
「うっす。」
護衛、ねー。
なんかかっこいい。
ジャーファルさん、頭いいし戦闘力あるしかっこいいし。
なんかずるいー。
「では、解散です。」
その声を終わりとして解散する。
ってあれ。
「ジャーファルさん、どうかしました?」
「ああ・・・。なんか、嫌な予感がするんです。この知らせは数十分前に来たのです。急だと思いまして・・・。」
たしかに、そうか・・・。