【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第14章 ついに暴露。
デアルside
「
その何もないところには入れず、何か、はでてきたんです。
それは、はじめ光のようなものでした。
しかし、姿は変わって、小さな人間のように見えました。
それは、妖精だったそうです。
その妖精は、その地を守る妖精でした。
その一部だけ、雪もないのはそのせいでした。
雪もない守られたその地はその妖精の産まれた場所だったらしいです…。
でもケレスは、その妖精がその地を守っていることに、反感を覚えました。
その妖精は、その地に近寄る人間を排除していたのです。
なぜケレスが入れたのかは不安でしたが。
それで、ケレスはその妖精を封印してそこに王国を作りました。
もともと何人かのお供はいましたし、キユノ王国の地にいちばん近いウィリランデ国の何番目かの王女と婚約を決めていました。
その時すでにウィリランデとは縁が切れていたのですが、その王はウィリランデの国の兵士を何百人と姫に渡しました。
その人達みんなで国を作り上げました。
」