【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第14章 ついに暴露。
デアルside
「
そんなわけで、セリシアが魔法に興味をもつことがないように生活されました。
幸い、セリシアは剣の方に興味を持ってくれて、魔法の方には全くと言っていいほど無関心でした。
まあ、魔法を見る機会なんてありませんでしたしね。
で・・・。
俺は魔法をやれないのが不満でしょうがなかったので、魔法の勉強だけ隠れてやってました。
あんまり魔法の勉強をするのもいいようには見られませんでしたし。
それでも、魔法だけじゃだめだというのはわかっていたので、俺は剣技も始めました。
まあ、今では衰えていると思うんで、セリシアの方が剣技はすごいですよ。
セリシアはホントに小さい時に興味を持ったんで、剣技はそのころからやってるかな。
もちろん、本物じゃないですよ?
ただまあ、セリシアは体調を崩すことが多くて。
俺も母も父も体は頑丈な方でしたので、不思議な感じではありました。
それで、セリシアになんとか剣技を抜かされずにやってました。
アイツには剣技の方の素質があったんですかね。
そのころから結構いい線いってたらしいですよ。
」