【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第14章 ついに暴露。
セリシアside
「だぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁ!!!!!」
試合は時間が来て終わったのだが・・・。
「なんでそんなに強いのよ―――――!!!???」
強すぎて絶句しそうになったが、叫ぶ方向でわめく。
結果発表。
30分の試合。
シャルルカン、328回。
セリシア、34回。
なに、この差!
当てようとすると逃げられたり逆に返り討ちに会うし!!
自殺覚悟で行ってもひるがえして逆襲。
強すぎでしょおおおお!!!!
「はっ!ま、経験の差ってとこじゃね?」
「うわっ!!そのドヤ顔みててマジイラつくんですけど!!」
「しらねーよ、・・・だがま、30分はちゃんと持つじゃねえか。成長、少しはしたみたいだな。俺に34回も当てれたんだぜ?一応誇ってもいいと思うけどな。」
「うーーー!!その顔で言われてもなんか微妙な嬉しさしか得られないんですけどぉ!!」
「あ、嬉しいんだな。」
「ほめられて嬉しくない人なんていないでしょ!多分!」
もう半分やけだ。
「へーへー。じゃ、少し休憩したら特訓行くぞ。お前の弱点としては、技の完成度の低さと隙だ。お前、見よう見まねはいい線いくけど、完成度を高めるのはだめだな。」
やっぱりそうか・・・。