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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第13章 宴でのハプニング


ジャーファルside


「おはようございます。」

「おっおはようございます!」

「?」

朝起きたら頭痛がしていた。
まあ、二日酔いの類だろう。
前にも何度か経験している。
それにしても、自分のお酒の弱さにはあきれます。
たかがコップいっぱいで記憶が無くなるとは・・・。
お酒を飲めば記憶は飛びますし、周りに迷惑をかけるのでいい思い出はないんですけどね・・・。
しかし、今回はどういうことでしょう・・・??
廊下に出てみればシャルルカンに会ったのですが・・・。
どうしてこうもドギマギしているのでしょう・・・??
ああ、そうですね。

「シャルルカン。あなた、セリシアさんにお酒飲ませたでしょう?」

「す、すいません!!」

「まったく・・・。宴だからと言って禁酒が解けるわけじゃ
ないんですよ?」

「はい、すいません・・・。」

なんか今日はやけに素直だな・・・。

「まったく。もう一か月間禁酒です。いいですか!?」

「うっ・・・はい!!」

全くどうしたというのでしょう??
すっごい素直で変な感じですね。

「あの、ジャーファルさん・・・?」

「どうしました?」

「昨日のこと、覚えてますか・・・?」

「ああ・・・。すいません。恥ずかしい話、覚えてないんですよ、ほとんど。」

「あ、そうですか。」

「?どうかしました?」

「いえ、何でもないです!はい!」

??
変な感じだなあ…。
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