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【イケメン革命】月小屋へようこそ【R-18】

第11章 DAY5 単独行動



「俺の言葉、行動に嘘偽りがあったことは一度もないよ」


…ルカの言った通りだ。


ヨナの言葉に
ヨナの行動に

ヨナの全てに


嘘も偽りもなかった。



眉根を寄せたヨナが、レイアの両頬をそっととらえる。


「…悲しい思いをさせたのは…悪かった…」

「ヨナ…」

「赤の軍に取り込みたいというきっかけで、俺が君の世話役になったけれど……
儀式に悩まされる君の力になりたいと思ったのは嘘じゃない……」


…聞きたかった言葉が、ヨナの口から紡がれる。


「ヨナ、勝手に飛び出してごめんなさい」


琥珀色の瞳を覗きこむ。


「ヨナだけが、この世界で私の味方でいてくれた気がしてて…でもそれが勘違いかと思って…」

ヨナが柔らかく笑みながら頷く。

「怖かった。一人ぼっちなんだって思ったら…怖くなったの」

「……」

「私はしょせん違う世界の人間で…みんなが欲しいのは『アリス』としての力で…だからみんな優しいのかなって思って…そして……ぁ…!」


言葉の途中で

レイアの唇はヨナの唇に塞がれた。




「……ん…」



優しく重ねられた唇が、僅かに離れる。


「……お喋りは…もうやめなよ」


「……え……ぁ…」


再び重ねられる唇。角度を何度も変えて重ねられていく。


「……ん…んぁ……」


「……君は…黙って俺のそばにいたらいい」


再び重なる唇。今度は深く奥まで舌が差し込まれる。

「……んん……ん…」


熱い舌で口内を蹂躙され、身体がとろけそうになる。


崩れそうになる身体をヨナの力強い腕に支えられながら
レイアはされるがまま、ヨナを受け入れていた。





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