第37章 London days【ヨナ・クレメンス】※R-18
レイア side--------
どうしよう。
嬉しい気持ちと甘い刺激が重なって
快楽が身体を駆け巡る。
ヨナの指先が、舌先が触れるたびに
下腹部の奥が甘くしびれて潤みだす。
どうしようもなくなって無意識のうちに内腿に力を入れてしまうと、すぐさまヨナの足が割って入ってくる。
「閉じちゃだめだよ?全部俺のものなんだから…」
「あ…ヨナぁ……」
そのまま足を開かれる。
開かれながら、胸の頂を舌先で弄ばれる。
「あっ、あっ……や…!!」
跳ねる体を押さえ込まれ、指先が内腿を撫で上げる。
「んぁ……」
上下に撫で回しながら、その奥になかなか触れてくれない。
ヨナの指先に焦らされ、更に下腹部がじんじんとしびれる。
「ヨ、ヨナぁ……も……や、だぁ……っ」
「何がやなの?」
「ちが……っ…そこ……」
「……言って?言わないと…もっと意地悪するよ」
そう言ってヨナは、豊かな胸元を軽く甘噛みする。
「やんっ……!!ヨナ……も、我慢できな……触って……お願い……」
「どこを触って欲しいの?」
今日のヨナはとびきり意地悪だ。
けれど、触れる手つきはとびきり甘くて優しい。
「ヨナ……この…奥に……触れて…欲しいの」
「それって……ここのこと?」
「あぁっ……!!」
いやらしい水音を立ててヨナの指が蜜壺に飲み込まれる。
「あ、あ……ヨナぁ……!!」
快楽でゆがんだはしたないレイアを、熱をはらんだまなざしで見つめる。
その琥珀色の瞳が、何もかも見透かすようにレイアを射抜く。
「欲張りだね…レイア」
「あっ、あぁっ……」
「こんなに濡らして……止まらないよ?」
「や…ぁ……ヨナぁ……」
「ほんと…どうしようもなくて……可愛くて仕方ないんだけど」
ヨナがボトムを下ろすと、滾ったヨナ自身がすぐ姿を現す。
いつも以上に大きくそそり立つヨナの中心は、先走りの蜜に濡れている。
「もっと教えてあげる……俺が愛するのは君だけだってことを」
ヨナの鈴口が蜜壺に触れた瞬間、電気が流れたようなショックを感じる。
そのまま最奥まで貫かれ、頭の先まで突き抜けるような快楽に溺れた。