第24章 11th Night【ランスロット・キングスレー】※R-18
魔法の力で起き上がることができないレイアに、ランスロットはゆっくりと覆いかぶさった。
「今宵のことは全て魔法で忘れさせてやろう。
その代わり、二度とこの俺に意見できぬようになるまで啼かせてやる………覚悟しろ」
「ラ、ランスロット様…っ!」
レイアが抵抗する隙も与えることなく、ランスロットはあっという間に彼女の細腕を組み敷いた。
「……ぁ…」
美しく熱い瞳が間近に迫る。
息を飲んだレイアの唇を、ランスロットはあざやかに奪った。
「………ん、んん……っ」
舌でこじ開けられ、口内を犯される。
初めての口づけだというのに、ランスロットはまるで以前から知っていたかのように舌を絡ませる。
「……んぁ……っ」
息苦しさを覚えた唇が解放されると、すぐさま耳を甘噛みされる。
切ないしびれが広がっていく。
「あぁっ……」
吐息混じりに舌が耳を這う。
響く水音が更に甘いしびれを落としていく。
「ん……ぁ…っ、ランス、ロット……さま…ぁ……っ」
すっかり全身が快楽に支配される。
抵抗も何も、することは叶わない。
耳を這う舌がそのまま首筋を伝い、鎖骨にキスの雨が降る。
ランスロットの唇が触れる度、熱が伝わり快楽の波紋が広がってゆく。
「はぁん……っ……あ……ぁ……っ」
(ヨナ……ごめん……っ)
俺以外に乱れた姿を見せないで
ヨナが告げた命令が虚しく頭の中にこだまする。
いともたやすく脱がされ露わになった胸の頂に唇が寄せられたかと思うと
同時に濡れそぼった蜜壺を、下着越しになぞられる。
「あぁっ…!や…ぁ……だめ…ぇ…っ」
ちゅっと水音を立てて唇を離したランスロットが言う。
「ダメかどうかはお前が決めることではないぞ、アリス」
「あっ…ぁ……ランスロット、さま……」
「今宵、お前は俺に服従するのだ」
「いやっ…!!」
蜜壺を覆う下着が荒々しく一気に引きずりおろされる。
蜜があふれ出し、透明に光る。
「こんなに濡らしていやだとは随分な矛盾だな」
ランスロットは口端に余裕の笑みを浮かべる。
「…ぁ……っ」
吐息と共に甘い声が漏れた瞬間
ランスロットの指が蜜壺を一気に貫いた。
「ああぁっ…!!」
同時に胸の頂に唇が寄せられる。