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炎の華と氷の心

第2章 出会い


──思えばリラは、彼に本当のことを言ったことなんてほとんどない。あそこまで頑なに隠し事をしたのは彼が初めて。

けれど、あそこまで気を許せる人も彼だけだった。

「……まさか……あなたもなんてね……」

リラはふっと息を漏らした。

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