第13章 梟谷学園!
赤葦side
櫻がおじさんの言った人としか結婚できないのはしってる。
櫻「京治くん?」
けど、それが国見さんであろうと他のだれであろうと、その結婚は許さない。櫻は俺がもらう。俺がこれから櫻のことを1番に考えたい。櫻の思考を俺のことを1番に考えさせて、いや…俺以外の事を考えられないようにしたい…。
櫻「京治くん。帰ろうよ。もうすぐ8時まわるよ?」
やめよう。こんなことを考えても何も変わらない。
赤「うん。帰ろうか。」
今はまだこの時間を楽しもう。
櫻「さっきから言ってるじゃん(笑)」
ピロン
?なんだ?
木兎さん
「やばいんだけど!おれ、さくちゃんのことすきかもしんない」
はい?
木兎さん
「なんか、ドキドキがとまんねーの!」
赤葦
「そうですか。」
木兎さん
「あかーしつめてー。」
赤葦
「いつものことですよ。そうですか。応援します。」
嘘ばっかり。木兎さんは櫻に嫌われればいいのに。
櫻「京治くん?家に着いたのに入らないの?ライン?」
え。はやくない?
赤「あ、ごめん。入ろうか。
ただいま。」
赤母「おかえりなさい!櫻、はやくお風呂に入りなさい。体冷えてるでしょ。」
櫻「うん。ありがと!」
はぁ。…なんか忘れてる気がすんのは気のせいだろうか…