第1章 ~第1章~悪戯な出会い
セバスチャンは、彼女の胸あたりと尻尾を掴んでいた。
彼女は、顔を染め暴れる
セ「おやおや。貴女でも恥じらいがあるのですね」
クスッと笑みを浮かべ紅茶色の瞳が揺れる。
主人の命により彼女を捕獲
獣「いやっ。離して!お前だって人間臭くないのに!」
オッドアイの瞳は、セバスチャンを睨みつけた。
彼女の瞳に睨まれてるのにも関わらずセバスチャンは、ニッコリと笑みを浮かべ彼女の顎を掴んだ
セ「ほぉ...分かるのですか...貴女は、私が何者なのか...」
セバスチャンの紅茶色の瞳がルミネサンスの紅の瞳に変わってゆく。
彼の瞳が変わっていくのを目の当たりにし、流石に彼女も身体を震え始めた。
セ「では...貴女には少し眠って頂きましょうか。これ以上時間を貴女にはかける余裕はございません」
紅の瞳には似合わない笑みを浮かべ
彼女の首元をドッとどつき気絶させた。
セ「さぁ...坊ちゃんの待つ屋敷に急がなくては...アフタヌーンティーに間に合わなくなってしまいます...」
セバスチャンは、彼女を抱え屋敷に急いだ。