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affection【 気象系短編小説 】

第2章 # Love Situation


~ 相葉side ~

突然携帯に入るメッセージ 。
開いてみると 〇〇からだった 。

〇〇『 今から会えない ? 』

すぐに『 じゃあいつもの場所で 』と返信すると 、急いで準備を始める 。

「 何着てこ ... 」

鏡の前で服を合わせる自分は 、まるで女の子だった 。

待ち合わせの時間まであと1時間 。
服を決め 、急いで家を飛び出して駅に向かう 。

電車を待つ時間も 頭の中には〇〇の顔が浮かび 、思わず頬が緩む 。

電車が到着し 、座席に座る 。
今日は何をしようか 、何を食べようか 、何を話そうか ...
そんなことを考えているだけで 、電車の窓から見える風景は 、いつもと違って すごく鮮やかに見えた 。

少しでも早く〇〇に会いたくて 、携帯をギュッと握り締める 。

『 もうすぐ着くよ 』

電車を降り 、そうメッセージを送ると 、待ち合わせ場所へ走る 。
駅から数分のその場所には 、もう〇〇の姿があった 。

急いで〇〇の元へ駆け寄る 。

「 〇〇!」
〇〇「 あ 、雅紀!やっと来た!」

俺の声に振り向いた〇〇 。
少しでも早く会いたかった〇〇の目に 俺が映っているだけで 頭が真っ白になり 、電車で考えてきた今日のちっぽけなプランは 使い物にならなくなってしまった 。

「 じゃ ... 、行こっか 」
〇〇「 うん!」

〇〇の手を取ると 、必死に蘇らせたプランを頼りに 歩き出した 。

「 でも珍しいね 、〇〇からデート誘うなんて 」
〇〇「 ふふ 、たまにはいいでしょ っ ? 会いたくなっちゃったんだもん っ 」

そうやってまた 、どんどん惚れさせていくんだ ...
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