第7章 # ミラクル・サマー
~ 櫻井side ~
携帯にメッセージが入る 。
友『 今度合コンあって 、1人足りないんだけど出てくんない ? 』
本当は合コンなんてめんどくさいし 出たくない 。
でも 友達の誘い出し 、仕方なくOKした 。
どうせならいい子いればいいな 、なんて思いながら 当日を迎える 。
オシャレな店内に入り 、友達を探そうと周りを見渡す 。
友「 翔!こっちこっち!」
「 おう!悪い 遅れた 」
俺が男性陣最後だったため 、端の席に座った 。
友「 今日の女の子は 大学生だぞ~ ♪ 」
俺以外のメンバーのテンションが上がり始める中 、女性陣が到着した 。
女「 遅れてすみませーん!」
友「 全然いいよ!ほら 、座って!」
そこで俺の正面に座った女の子 ...
少し大人しそうで 、俺みたいに嫌々参加したんじゃないかと思った 。
俺は 、その子に 一目惚れしてしまった 。
全員座ったところで 、飲み物を頼んだ 。
友「 じゃあ ... 、飲み物来るまで 自己紹介していきますか!」
こういうの 苦手なんだよなぁ ...
そう思いながらも 、シンプルな自己紹介をした 。
友「 じゃ 、次女性陣自己紹介ターイム!」
その声を合図に 、俺から1番遠い女の子から自己紹介を始めた 。
そして遂に目の前の女の子の番 。
〇〇「 〇〇です 。えっと ... 、合コンとか初めてなんですけど ... 、よろしくお願いします っ ... 」
拍手が上がる中 、俺は 周りが見えなくなっていた 。
もう俺は 、〇〇ちゃんに夢中になってしまっていた 。
連絡先をそれぞれ交換し 、嫌々参加した合コンは無事終了 。
だけど 、思わぬ出会いもあり 、俺は満足していた 。
そして早速〇〇にメッセージを送った 。