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affection【 気象系短編小説 】

第4章 # 青春ブギ


~ 相葉side ~

高校に入学して 一ヶ月程経ち 、だんだん慣れてきた頃 。

〇〇は 、3年の大野先輩がいるバドミントン部のマネージャーになり 、前みたいに2人で帰ることは減ってしまった 。

でも 、俺の〇〇への気持ちは全然変わっていなかった 。

その日は 、バドミントン部が休みということで 、久しぶりに〇〇と2人で家に帰ろうと玄関で待っていると ...

二「 あの ... 、相葉くん ? 」

えと ... この人は ...

二「 隣のクラスの 二宮です 」

あぁっ!俺のライバル!

二「 ちょっと来てください 」

強引に手を引かれ 連れていかれたのは 、体育館の裏 。
しかもそこには 、3人の男 ...

え 、俺殺される!?

大「 お前か 、〇〇ちゃんの幼馴染み 」
「 そう ... ですけど ... 」
櫻「 そろそろ決着着けようかと思って 」
松「 誰が1番 〇〇ちゃんに相応しいのか 」

こ この人たち何言ってんだ ...

大「 もうすぐ 〇〇ちゃん来るよな ? 」
松「 そうですね ... 、そろそろです 」

その時 、俺が来た場所から〇〇が現れた 。

〇〇「 あれ ... 、雅紀 ? どうしてここにいるの ? 」
「 いや 、俺もよくわかってない ... 」
大「 よし 、お前ら心の準備はいいか ? 」

大野先輩の言葉に 、俺以外の全員が頷く 。

櫻「 〇〇ちゃん ... 、ここにいる全員 、貴女の事が大好きです 」
松「 この中で 、〇〇ちゃんに相応しい人を選んで欲しい ... っ 」

続いて二宮 、大野先輩と頭を下げ 、俺も釣られて頭を下げた 。

〇〇「 えっと ... 、ごめんなさい ... っ 、私 違う学校に好きな人がいるんです ... 」

... 全員 フラれた ...

ごめんなさい!と〇〇は走って帰ってしまった 。

大「 ふふ ... っ 、こんなもんかぁ ... 」

その言葉に全員目を合わせて笑った 。

これがきっかけで俺達5人は仲良くなり 、いつか〇〇の恋人になる為に 、それぞれ恋愛テクの修行に励むのだった ...


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