第8章 不安
『あのね、私はサスケが大好き。そして大切。もしまた何かあったも、私がサスケを守るから。きっと1人にしないから。これからもずっと一緒に…。』
突然改まるソラに、サスケは戸惑った。
(なんで今日は改まって言うんだろ…。からかって来てる訳じゃない…。)
でも何故か、今日は、何時ものように蔑ろにせず、答えなければならない気がした。
だから、ソラの言葉にサスケも答える。
それも、後でじゃなくて、今。
「うん、俺もソラの事好きだし大切だ。だから、今度は俺がソラを守る!その為に修行だってしてるんだから!ずっと一緒だ!」
『…ありがとう、サスケ。』
ソラの安心した笑顔に、こちらもつられて笑顔になる。
俺は、ソラの笑顔が大好きだ。
俺は、ソラが大切だ。