第5章 事件
暫く歩いていると ある物が目に留まった。
何か丸い形の物が3つ付いているペンダントだ。
真ん中に大きめのものがひとつ。
その両脇に少し小さいものがついている、いたってシンプルなもの。
ー3つの羽みたいなやつ、ソラと俺と兄さんみたいだろ?ー
(じゃあこれは、真ん中が兄さんで、両脇がサスケと私ね。)
サスケの言葉を思い出して 1人でニヤつき、このペンダントを プレゼントに決めた。
『これ、2つください!』
レジでお金を渡すと、店員さんは綺麗にラッピングしてくれた。
それを、水色の紙袋にいれてもらい、店を飛び出した。