第3章 外へ
サスケと ソラは、夕暮れまでひたすら修行をした。
「あーダメだ!うまくいかない!」
『やっぱり、父さんや兄さんに1回見てもらったほうがいいかなぁ』
土手に2人で仰向けで倒れる。
その様子を、任務から帰る途中のイタチが見つけ、声をかけた。
「サスケ、ソラ。こんな時間まで修行してたのか。偉いな、一緒に帰らないか?」
イタチの声にサスケとソラの顔は明るくなる。
結局のところ、2人とも兄には弱いのである。
「『うん!帰る!!!!』」
イタチとサスケとソラ。
3人で、手をつないで家に帰った。