• テキストサイズ

大切【NARUTO】

第20章 サバイバル演習





(リクだけが合格?どういうことだ。)


サスケはカカシを睨みつける。
しかし、それに全く動じずカカシは低めの声で話す。


「どいつもこいつも忍者になる資格もねぇ、ガキだって事だよ。」


カカシの「ガキ」が頭にきて、サスケはカカシに向かう。
しかし、あっさりとかわされ、踏みつけられる始末だ。


「だからガキだってんだ。」


「サスケくんを踏むなんて、ダメー!」


サクラが叫ぶが、カカシはギロリと睨み、話を続ける。


「お前ら忍者なめてんのか?あ!
?なんのためにチームを分けて演習やってると思ってる?
お前らはこの試験の意味を、全く理解していない!」


「答え…?」


「そうだ、この試験の合否を判断する答えだ。」


「だから、さっきからそれが聞きたいんです!」


「…ったく。じゃあリク。言ってみろ。」


サスケは、突然指名されたリクを見る。
カカシが「さっきの俺の質問の答えさ」と言うと、リクは俯いてから答えた。


『チームワーク…ですよね。』


そう言うと、カカシはニコリと笑う。


「そう、正解だ。だから、リクだけを合格にしたんだ。
四人でこれば、鈴を取れたかもな。」


そう言われても、サスケの頭の中にはまだ疑問が残る。
その疑問を、サクラが代わりに尋ねた。


「なんで鈴が二つしかないのに、チームワークなわけ?
3人で必死に鈴取ったとして、一人我慢しなきゃなんないなんて、チームワークどころか仲間割れよ!」


/ 572ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp