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大切【NARUTO】

第19章 演習前に





『…なんで、サスケはソファーなのよ。』


「お前がベッド使うんだ、仕方ないだろ。」


『嫌よ、サスケもこっちきてよ。』


何を言い合いしているかというと、寝床についてである。

サスケとしては、同じ布団で寝るなんぞ、気が気でないのだが、リクはそうではないらしい。


『私は!サスケと一緒に寝るために今日は泊まるんだから!』


そういって、ぐいぐいと引っ張られ、ベッドに押し倒された。


「お前、分かってんのか?…やっぱりバカだな。」


分かってるかと聞いたが、分かってるはずがない。
何たって、目の前の彼女は、こういう事に関しては鈍すぎる。


『分かってるわよ!明日は朝早いんだから、早く寝なきゃってことでしょ?
同じところで寝た方が、サスケも起こしやすいんだから良いじゃない!』


「分かってねぇよ、バカ。」


ほらみたことか。
全然わかってない。

サスケはまた、ため息をついた。





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