• テキストサイズ

大切【NARUTO】

第17章 お揃いと事故





ゲラゲラと笑いあった後、着替えるのも面倒だと言う事で、そのまま会場に向かう事にした。

アカデミーが今日の会場な訳だが、そこに行くまでには、いつもお世話になっている八百屋さんや肉屋さんが沢山あるのだ。

その店の前を通るために、おじさんやおばさんに声をかけられてしまう。


「リクちゃん、サスケくん。今日から忍者なんだってねぇ。…二人服を揃えて。ほんと仲良しなのね。」


「サスケ!おめぇ、これからもリクちゃんと仲良くやんなよ。服みてぇにさ!帰り、うちに寄りな!サービスしてやる!」


リクは全て笑顔で対応する。
しかしこれは本当に偶然で、合わせたわけではないのだが…。
まさか商店街の皆さんが、ここまで服にツッコミをいれるとは予想外だった。


『サスケ…こんなに声かけられるなんて…。事故ったね。着替えればよかったかな。』


「言わせておけ、意図的でこうなったわけじゃない。」


言葉はツンツンしてるけど、耳まで赤い。
これは、照れてるのだ。


『ふふっ、可愛いなぁ!そんなサスケも好きよ!』


「なっ…!いきなり何を…!?」


『思った事を言っただけ!照れ屋なんだから!』


不満そうに睨まれたが、ここは受け流す。
そんなこんなをしているうちに、目的地へ到達した。





/ 572ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp