• テキストサイズ

大切【NARUTO】

第15章 負けない





「あんたって、ホントうざいのよ!」


そう言って、椅子で殴られるわ、砂を投げられるわ、蹴られるわ。
痛かったけれど、こんな奴らに負けてたまるかと、リクは皮肉を言う。


『何が気に入らないのか知らないけど、こんな事してる暇があれば、修行でもしたら?』


サスケガールズの過激派代表のアミちゃんをはじめ、5人くらいを相手にしている。

いじめっ子体質なのか知らないけど、昨日あれだけサスケに言われたのに懲りないなんて、逆に尊敬をするに値する。


「そのあんたの減らず口、聞けないようにしてあげる…!」


『悪かったわね、私は負けず嫌いなの。どれだけ言われても、言い返してやるわよ?』


そう言ってまた、殴られるわ、蹴られるわ。
耐えられない痛みではいけど、痛い事は痛いのだ。


(まったく…。人を傷つけるなんて、本当に脳がないのかしら。私はクラスみんなと仲良くしたかったのに…なんかなぁ。)


心の中では盛大な溜息をつく。
でも、こちらから手は出さない。
耐え忍ぶ事にした。









/ 572ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp