第14章 散策
サスケとリクは商店街を歩いていた。
『すごい!人が沢山いる!明るいね!」
「まあ、そうだな。それよりリク、さっきの理由はなんだ。」
"さっきの"とは、三代目に報告へ行った事である。
リクは、本当の事を話すべきか黙るべきか迷った。
しかし、サスケなら大丈夫という謎の自信があったので、話すと決めた。
サスケに質問されたら、必ず全て答える。
『あのね、私、里の外で倒れてたらしくて。それで、木の葉の忍者に助けてもらったの。それが昨日の話。だから、報告へ行ったの。お礼もね!』
そういうと、サスケは納得いかないという顔をしていた。
(ま、普通そうよね。突然里の外から来ました!だなんて。誰に言っても同じ反応するわよね。)
一番に言ったのはヒナタだ。
そのヒナタも、彼に似た反応をしていた。
そんなことを考えながら、サスケの返事を待った。