第14章 散策
そのまま、2人で廊下で立っていると、終わりのチャイムが響いた。
やっと終わったと教室に戻ると、元気な声が響いた。
「リクちゃーん!廊下はどうだったってばよ?意外といけるだろ?
サスケも巻き添え食らわして、ナイスだってばよ!」
ナルトはリクとサスケに駆け寄ってきた。
しかし、サスケはナルトを無視して帰る準備をしに行ってしまった。
そしてナルトはサスケをひたすら睨んでいるのだ。
その態度に、思わず苦笑して、ナルトに応えた。
『うん、意外と廊下も良いかもね!今度はナルトくんが一緒に立ってくれる?』
「俺ってば、しょっちゅう立たされるからなぁ、そのうち一緒に立つ日がくるってばよ。」
リクが『そうね』とナルトに返事をして、笑いあった。
今からイタズラをしに行くが一緒にどうかと誘われたが…、さすがにやめておいた。