第12章 アカデミー
演習場の周りには、たくさんの人が集まった。
他のクラスが、授業を中断し、見に来るほどに。
アカデミーNo. 1の"うちはサスケ"
そして、美人の編入生"歌神リク"
2人が戦うというなれば、注目されるのも当然である。
「サスケくぅーん!頑張ってぇ〜!」
サスケガールズの声が響く。
アウェー感満載だ。
しかし、サスケガールズに負けじと、大声で応援してくれる人もいる。
「リクちゃん…、頑張って!」
「リクちゃーん!サスケなんてボッコボコだってばよ!」
ヒナタとナルトの声が聞こえた。
リクは2人に笑顔で返した。
「それでは、対立の印を。はじめ!」
リクはイルカ先生の対立の印を真似た。
そして、"はじめ"の合図でリクとサスケは地面を蹴った。