第12章 アカデミー
『あのー、ナルトくん…だよね?』
計画通り、リクは休み時間にイタズラを仕掛ける金髪少年に声をかけた。
「あー!編入生!俺ってば、うずまきナルト!いつか火影になる男だってばよ!」
元気よく自己紹介をするナルトに
ヒナタの言う通り良いやつじゃんと、思えた。
『えっと、私は歌神リク!
ナルトくん、火影になりたいなんてすごい!頑張ってね!応援してるよ!』
「おう!これからも宜しくだってばよ!そういえばさ、リクちゃんってば、近くで見ると、更に美人だよな〜」
『えぇ〜っ。そんな事ないよ!ね、友達にならない?』
「なる!なる!なるってばよ!!」
そんな調子で、他愛もない話を少しして、また後でねと、リクとナルトは別れた。
ナルトの好きなラーメンの味は味噌らしい。
そして、里一番美味しいラーメンは一楽だそうだ。
一楽の、味噌チャーシュー推し…。
この休み時間で、ラーメンについての知識がかなり増えたリクだった。