第13章 ピスタチオ scene3
「やあっ…」
突然、背中が仰け反るほどの快感に襲われた。
「ここか…」
後ろから俺の右肩を掴むと、すごい勢いでソコばかり突いてくる。
「やだっ…やだっ…智っ…」
「だって、凄い食いついてくるっ…和也、ここ気持ちいいんだろ?」
「やああっ…」
頭が真っ白になってくる。
こんなに責め立てられても、俺は智を咥えこんで離したくない。
ぎゅっと布団を掴みながら、でっかすぎる快感をなんとか身体に閉じ込めようと頑張った。
もう下半身が気持ちよくて、上手く考えられない。
シーツで擦れてる部分が、段々湿ってぬるぬるになってくる。
俺の後ろは激しく智に苛まれてるのに、どんどん智を受け止めやすくなってる。
「和也…すごい柔らかくなってきた…」
も…なんも考えらんないよぉ…
「智っ…も、俺っ…出ちゃうっ…」
「ああっ…すげ…凄いっ…和也っ…」
「いやあっ…も、智ぃっ…」
「和也俺もっ…ああっ…」
「智、一緒ぉっ…」
激しく身体を揺さぶられて、シーツに擦れてる部分が急にかあっと熱くなった。
「やっ…ああっ…も、イクっ…」
「あああっ…和也っ…」
物凄い突き上げと同時に、俺はシーツに向かって欲を吐き出した。
「うっ…あっ…」
同時に、智も動きが止まって…
ああ…俺たち…
ちゃんとセックスしたんだぁ…