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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第13章 ピスタチオ scene3


脳天に響くような痛みがあったけど、それもすぐに圧倒的な突き上げの中で霧散していく。

「あっ…ああっ…智っ…」
「すげぇ…和也すげえっ…」

智の我を忘れた声が、俺の中の熱を煽る。

「ねえっ…気持ちいい?」
「いい…やばいっ…」

ぐりぐりと押し付けるように、俺の中に目一杯入ったかと思うと、ずるりと抜けていく。

「ひゃっ…ああっ…」

かと思うと、身体が飛んでいきそうなほど突き上げられて、衝撃が頭まで突き抜けた。

こんなに激しいんだ…智…
こんなに俺の事、愛してくれてるんだ…智…

ベッドのコイルの音がギシギシと寝室に響く。
智の荒々しい息の音と、俺のくぐもった声。
湿った皮膚のぶつかる音。

突然腰をマットレスに押し付けられて、更に智は俺の中に後ろから突き立てた。

「ひゃっ…ああっ…」

シーツと自分の身体に挟まれて、突き上げで擦れる中心。
じわじわと別の快感が這い登ってくる。

「あっ…和也っ…締まるっ…」

意識してないのに力が入ってるみたくて。
智は俺の上に覆いかぶさって、更に突き立ててきた。

「ヤバイっ…和也気持ちよすぎるっ…」

耳元で切羽詰まった声を出しながら、智は俺の中を肉棒で掻き回した。

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