第13章 ピスタチオ scene3
「和也…」
息が上がって、はぁはぁ言いながら俺のこと見つめてる。
智も興奮してくれてるんだ。
凄く嬉しい…
嬉しくて嬉しくて、もっと俺で興奮して欲しくて。
ローションのボトルを手に取った。
「和也…?」
それを手に出すと、指に纏わせて自分の後ろに付けた。
初めて、お風呂以外で自分でこんな所触る…
智のと違いなんかわからなかったけど、とにかくここを柔らかくする必要があることはわかってる。
だって、二人で調べたんだもん…
「待ってて、智…」
足を開いて智に見えるようにそこに触れた。
「う…わ、マジで…」
目の周りまで真っ赤にして、智は食い入るように俺を見てる。
「智も自分でしたでしょ…?だから、俺も…」
「和也…」
ヌルヌルとそこを撫でて、少し柔らかくなったら指を一本入れてみた。
「あっ…う…」
上を向いたまんまだとちょっと苦しい。
もしかして四つん這いのほうが楽かな…
ゴロンと寝転がって、お尻を智に向けた。
「えっ…ちょっ…えっ…!?マジでっ…」
また後ろに指を付けると、今度はすんなりと一本、指が入っていった。
「うっ…ぁ…」
変な…感じ…