第13章 ピスタチオ scene3
でもなあ…こればっかりは大きさを変えられるわけでもないし…バイブじゃねえんだから…
「…だから、ちゃんとするからさ…智…」
ちゅっと額にキスして見つめると、また涙が目に溜まってくる。
「和也っ…」
がばっと智が抱きついてきた。
「うわっ…」
勢いでバランスを崩して体勢が入れ替わった。
「なっ…なに!?どうしたの!?智っ」
「も、もう…もう耐えらんない俺…」
「ええっ!?」
泣きながら智はローションのボトルを手に取った。
自分の手に出すと、ぼすっとマットレスにお尻をついて座り込んだ。
「ちょっ…ちょっ…ええっ!?」
がばっと俺に向かって足を開くと、自分の後ろに指を…
「智っ!?」
「うあああっ…」
ずぶっと…差し込んだ。
「な、なにやってんだよおお!?」
「だってぇ…だってぇ…」
泣きながら一生懸命そこを解そうと、指を動かしてる。
「どうしても…和也とシたい…」
「智…」
「う…あ…」
びっくりしすぎて、もう何がなんだかわからない。
「ごめん…和也っ…」
動けないでいると、智からくちゅくちゅといやらしい音が聞こえてきて、目が離せなくなる。
「和也ぃ…」