第11章 珈琲色
-松本side-
風呂から上がって、気を失っちゃった相葉さんを抱えてリビングに戻ると、まだ翔さんとニノは真っ最中で…
「そんなとこでヤってんの…?」
真っ暗な中、カーテンを開いてニノを窓に貼り付けて…
「たまにはいーだろ?ロマンチックに星空眺めて」
「へへ…ニノ…ここ寂しそうじゃねえか…」
大野さんがバスローブ姿で、立ちながら窓に手を付いてるニノの前に座り込んだ。
「やっ…やだっ…さわんないでっ…」
「なんでだよ…ちっ…ちょっと翔くん、動き激しい…」
「んなこと言ったってっ…も、イキそっ…なんだよっ…」
「んふ…じゃあ、ますますこっち食べないとな」
ぱくっと大野さんがニノを咥えると、ニノの背中が反り返った。
「やあああっ…だめっ…そんなっ…前も後ろもだめぇっ…」
「すっげ…締まるっ…ニノっ…出すぞっ…」
「あああっ…俺もっ…やっ…ああんっ…」
翔くんが前のめりにニノを抱きしめると、暫く二人の動きは止まった。
「やべ…まじ気持ちいい…」
「も…だめぇ…大野さんっ…やめっ…」
「むふふふ…」
大野さんはまだニノにいたずらしてるらしい。
「あれ…俺、どうしちゃったの…?」
その時、ソファに寝かせてた相葉さんが目を覚ました。
「ふふ…ね、あれみてよ」
「え…?あ…」
「…相葉さんも…ああして欲しい…?」
耳元で囁きかけると、相葉さんはうっとりと俺を見上げた。
「うん…松潤…あれ、して…?」
「ふふ…かわいいなあ…いっぱいしてあげる」
相葉さんを抱き上げると、ニノの隣に立たせて窓に手を付かせた。
「あ…まさきぃ…」
「かず…」
ちゅっと二人はキスをすると、大野さんはにたりとわらった。
「さ…夜はこれからだぜ?」
綺麗な星空の下、海辺の別荘はまだ眠らない…
つか、寝かせてたまるか♪
【お・わ・れ♡】