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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第11章 珈琲色


-松本side-

風呂から上がって、気を失っちゃった相葉さんを抱えてリビングに戻ると、まだ翔さんとニノは真っ最中で…

「そんなとこでヤってんの…?」

真っ暗な中、カーテンを開いてニノを窓に貼り付けて…

「たまにはいーだろ?ロマンチックに星空眺めて」
「へへ…ニノ…ここ寂しそうじゃねえか…」

大野さんがバスローブ姿で、立ちながら窓に手を付いてるニノの前に座り込んだ。

「やっ…やだっ…さわんないでっ…」
「なんでだよ…ちっ…ちょっと翔くん、動き激しい…」
「んなこと言ったってっ…も、イキそっ…なんだよっ…」
「んふ…じゃあ、ますますこっち食べないとな」

ぱくっと大野さんがニノを咥えると、ニノの背中が反り返った。

「やあああっ…だめっ…そんなっ…前も後ろもだめぇっ…」
「すっげ…締まるっ…ニノっ…出すぞっ…」
「あああっ…俺もっ…やっ…ああんっ…」

翔くんが前のめりにニノを抱きしめると、暫く二人の動きは止まった。

「やべ…まじ気持ちいい…」
「も…だめぇ…大野さんっ…やめっ…」
「むふふふ…」

大野さんはまだニノにいたずらしてるらしい。

「あれ…俺、どうしちゃったの…?」

その時、ソファに寝かせてた相葉さんが目を覚ました。

「ふふ…ね、あれみてよ」
「え…?あ…」
「…相葉さんも…ああして欲しい…?」

耳元で囁きかけると、相葉さんはうっとりと俺を見上げた。

「うん…松潤…あれ、して…?」
「ふふ…かわいいなあ…いっぱいしてあげる」

相葉さんを抱き上げると、ニノの隣に立たせて窓に手を付かせた。

「あ…まさきぃ…」
「かず…」

ちゅっと二人はキスをすると、大野さんはにたりとわらった。

「さ…夜はこれからだぜ?」



綺麗な星空の下、海辺の別荘はまだ眠らない…



つか、寝かせてたまるか♪



【お・わ・れ♡】
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